まだまだ残暑も続いていますが、気がつくと体が冷えていて・・・という声も多いようです。
夏は暑さで汗を流す季節ですが、実は冷え性に悩む人も多いことで知られています。
その原因の一つが、冷房の使い過ぎです。
冷房は、気温や湿度を調節して快適に過ごすために必要なものですが、冷房のある部屋で長時間過ごしていると不調を訴える方もいます。
特に強すぎる冷房は体温が下がり、血管が収縮し、血液の流れが悪くなります。
これは、冷え性の症状を引き起こすだけでなく、免疫力や代謝も低下させます。
冷え性は、女性に多いと言われていますが、男性も無関係ではありません。
特に最近は、美白志向や紫外線対策のために、太陽の光を避ける人が増えています。
太陽の光は、肌にダメージを与えることもありますが、適度に浴びることでビタミンDを生成したり、セロトニンという幸せホルモンを分泌したりする効果があります 。
ビタミンDは、骨や歯の健康に必要な栄養素であり、セロトニンは、気分や睡眠に関係する神経伝達物質です。これらは、体温調節や免疫力にも影響します 。
では、夏場の冷え性を予防するにはどうすればいいでしょうか？
一つの方法は、冷房の設定温度を高めにすることです。
室内と室外の温度差が大きいと体に負担がかかりますから、できるだけ自然な温度に近づけるようにしましょう。
また、冷房の風が直接当たらないようにすることや、冷たい飲み物や食べ物を控えることも効果的です。
さらに、水分補給やストレッチなどで血行を促進することも大切です。
私たちは、夏でも冷え性になりやすい生活を送っていますが、それだけでは健康を守ることができません。
少しでも体を温めることで健康状態を改善することができます。
冷房の使い方や日光浴の方法を見直してみましょう。
そして、水分補給や栄養バランスの良い食事なども気を付けましょう。
